Mother's Life

30代半ば、ごく普通の主婦の妊娠&出産&育児日記です。

妊活中・妊娠中に「葉酸」の摂取がおすすめされる理由

      2017/03/23

妊娠・妊活についてネットで検索すると、関連の広告として表示されたり、個人のブログで紹介されている率が高いのが葉酸のサプリです。

葉酸はビタミンB群の一種ですが、なぜ妊娠関連のサイトで頻繁に推奨されるのかというと、妊娠1か月前から妊娠3か月の間に葉酸を摂取することで、「二分脊椎などの神経管閉鎖障害」という先天異常が発生するリスクが低減することがわかっており、厚生労働省が摂取を勧めているからです。

参考資料:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果(厚労省e-ヘルスネットより)

さて、これまでの説明でお分かりの通り、葉酸は妊娠そのものを手助けするための成分ではありません。なので「まだ妊娠は先だけど、妊娠しやすい体を作るために飲もうかしら☆ミ」というのはお門違い。もちろん、必要な栄養素の一つですから適度に摂取して悪いことはありませんけどね。

葉酸はビタミンの一種で、決して高額な成分ではなく、DHCの葉酸サプリは30日分で税込258円(2016年1月現在)です。
ですが、ネットでよくおすすめされる葉酸サプリはなんだか妙に高額なものが多いです。これはなぜかというと、葉酸にプラスして、女性の体に良さげな成分をいろいろ詰め込んだ、いわば「マルチ妊活」的なサプリばかりだからです。個人的には葉酸単体のサプリを摂取しておけば十分と考えています。

どんな葉酸を選べばいいのか?

葉酸には、食品中に含まれている自然の状態であるポリグルタミン酸型と、それとは構造が異なるモノグルタミン酸型の2種の形態があります。食事から摂取したポリグルタミン酸は、最終的に小腸でモノグルタミン酸となって吸収されます。
ポリグルタミン酸を天然葉酸、モノグルタミン酸を合成葉酸と呼ぶこともあります。

世間ではオーガニックなど、天然のものがよいといわれています。じゃあ葉酸に関してもそうなのかというと…実は違います。厚生労働省が摂取を勧めているのは合成葉酸、モノグルタミン酸の方です。

合成葉酸の方が体内利用効率が圧倒的によいことと、葉酸と神経管閉鎖障害のリスク低減との関連を示した諸外国の研究結果は合成葉酸のサプリによるものがほとんどであることが、推奨の根拠となっています。

現在市販されているサプリメントはほとんどがモノグルタミン酸を使用したものなので、この点はあまり気にしなくても大丈夫です。厚労省が推奨している容量は1日0.4mg(400マイクログラム)で、明確な指針があるので、どのメーカーもほぼ基準通りに配合しています。ほかの配合成分や飲みやすさ、価格などを決め手にお好みのものを使ってください(*^_^*)

天然由来・オーガニックとかは気をつけるべき?

やたらと天然由来を押し出して販売するサプリが多いですね。
でも、現在地球上にある化学合成された物質も、もともと地球上に存在する「天然」のものを材料として合成したものなんです。まったく何もないところから物質を生み出すことなんて不可能ですから、どんなものでも天然由来といえますよね。揚げ足を取るようですが…

石油から合成された物質を嫌う傾向もありますが、石油は化石燃料とも呼ばれ、もともと植物や動物の化石が何万年もかけて石油という物質になったのです。そこまで遡るなら石油由来ではなく、植物(あるいは動物)由来ということになりますよね。

オーガニックというのは、ざっくり言えば農薬を使わない、自然に近い状態で作った食品のことを指します。サプリの場合はそういったものを原料にして作ったものがオーガニック扱いになるのでしょうか。
しかし、どんな原料でも加工する過程で精製されて不純物は極力取り除かれますから、原料がオーガニックだろうがそうでなかろうが、最終的にできあがるものの質は両者とも大して変わりありません。となると、オーガニックのものは原料のコストが上がって価格が高くなるけども、価格の差ほど効果に差はないということになります。

つまり、天然由来云々やらオーガニックなんて、ほとんど無意味だということです。
商品が悪くなくても、こういう推し方をしているメーカーさんってあまり好きでないんですよね。なんか消費者を馬鹿にしているような感じがあります(`・д・´)コラ、ヤメタマエ!!

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